矢掛屋で蔵に泊まる唯一無二の体験レポート
こんにちは、ふたり旅びよりのMasamiです。
2022年、JALトラベルレポーターとして岡山の矢掛町へ行って来ました。
今回宿泊させて頂いた矢掛屋についてご紹介致します★
矢掛町は岡山空港、岡山駅からそれぞれ車で約1時間の場所にあります。
事前に予約をすれば、矢掛駅(随時)、新倉敷駅(定時運行1日3便)から無料送迎がありますので、詳しくは公式HPを確認してみて下さい。
矢掛町は江戸時代、幕府が直轄する街道で、18番目の宿場町として参勤交代制度とともに栄えた町です。
今でも健全な姿で当時の街並みを残すこの矢掛町の中にある矢掛屋は、とにかく雰囲気たっぷりの泊まれる古民家なんです。
早速中に入ってチェックイン。
その後女性はカラフルな浴衣を選ぶことが出来ます♡
フロントや朝食会場は1つの大きな蔵の中にあり、各客室はまた別の蔵にあります。
中庭が広く、本物の井戸までありました。
客室まで行くには、写真のように屋外を歩く必要がありますが、どこを切り取っても味のある雰囲気で、まるで映画のセットの中にでもいるようでした。
今回宿泊したお部屋は「黒竹(こくちく)」。
客室の一棟一棟が蔵になっているんです。
ドアを開くとこのような光景で一瞬びっくりしました。
左側はトイレとバスルームです。
とにかく広い!!
後ほどご紹介しますが、温泉のあるお宿なので今回バスタブは使用しませんでした。
洗面台の横には、オーガンジーの袋でセットになったアメニティがありました。
シャンプー類のみならず、マウスウォッシュやシートパックがあるのは、女性に嬉しいポイントですよね。
続いて玄関正面の扉を開くと、簡易キッチンになっていました。
調理器具やお鍋類は常設ではありませんが、フロントでレンタル可能とのこと。長期滞在にもありがたいです。
そして右側が寝室です。
扉を開けてびっくり!まさに蔵!って感じです。
天井が高いので開放感あります。
デザインもとても素敵。
お部屋の中にクローゼットもあります。
ハンガーの数も多く、金庫も中にありました。また、クローゼットの扉に全面鏡があって便利です。
ベッドの正面にテレビと冷蔵庫があります。
冷蔵庫にはミネラルウォーターが2本ありました。
ベッドの上に浴衣と大小バスタオル、足袋の形をした靴下、ビニール袋の温泉セットがありました。
こちらのカラフルな浴衣はフロントで選んだもの。
私は寝る時だけ元々ご用意頂いていた薄いブルーの浴衣を、館内は選んだ浴衣で過ごしました。
続いて温泉のご紹介。
温泉は全く別の場所にあるため、外の道を1.2分歩いて到着します。
中に入ると靴を脱ぎ、受付で手続きをしてから女湯へと向かいました。
洗い場の数も十分にあり、大きな内湯と露天風呂が1つずつありました。
すっかりいい気分になったところ、更に嬉しいポイントが。
実は宿泊者は湯上がりチケットを1人1枚貰え、アイス・ドリンク・ビールから一つ選んで無料で貰えるのです!
アイスってよくあるアイスキャンディー(小さいやつ)かなって予想していたら、まさかのロッテの自販機で感動★湯上がりにアイスは最高でした♡
翌朝は朝食からスタート。
食事処「花鳥風月」に向かいます。
靴を脱いで中へ入ります。
どこに入れたかわからなくならないように、下駄箱についている札を一度預かるのですが、花札で可愛かったです。
和風な雰囲気がとても素敵なお食事処でした。
座敷じゃないのも良いです。
ドリンクはセルフサービスとなっていました。
運ばれて来た朝食セットがこちら。
焼き魚にサラダ・フルーツ・ご飯にお味噌汁などの純和食の朝ごはんです。
木箱に入った見た目も可愛く、もちろん味も美味しく、量もちょうど良くて大満足でした。
最後にその他の施設をご紹介します。
宿の裏口の方には無人のショップがあり、たくさんの種類のスナック菓子やカップ麺が1コ100円で販売されています。
リーズナブルな価格で、小腹が空いた時にちょうど良いですね。
他にもドリンク類や、マスクなどの生活必需品も販売されていました。
ちなみに裏口はこんな感じで、裏通りに面しています。
この裏口から外へ出ると、雄大な小田川を臨むことが出来ました。
矢掛町の素敵な町並みを楽しみつつ、昔ながらの造りがそのまま残ったお部屋に宿泊出来、とても思い出深い旅行になりました^^