ふたり旅びより

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𝐿𝑖𝑓𝑒 𝑖𝑠 𝑗𝑜𝑢𝑟𝑛𝑒𝑦 旅とお酒と音楽があれば

人生最大のチャレンジ!一度は走りたい絶景のハパルアハーフマラソン全記録〜後編〜

こんにちは、ふたり旅びよりのMasamiです。

 

2023年4月、ハワイで開催されたホノルルハパルアハーフマラソンJALトラベルレポーターとして参加して来ました!!

 

準備期間中の前編はこちら

futaritabibiyori.hatenablog.jp

 

さていよいよ現地入りしてからの様子をご紹介です。

本番は4月16日㈰に開催、私達は4月14日㈮の夜に成田空港を出発し、14日の朝にハワイへ到着しました。

ラソンに参加する場合は、時差や気候に慣れるためにも最低でもこれくらいの2日前には現地入りする必要があります。

 

ゼッケンを受け取りにハワイコンベンションセンター

開催当日までに自身でゼッケンを受け取りに行く必要があります。

2023年のハパルアハーフマラソンでは、14日は10−20時、15日は9−16時の間が受取り期間でした。

この指定された期間に必ず本人が行かないといけません。

 

場所はハワイコンベンションセンター

ワイキキからはアラモアナセンター方面にあります。JCBカードの提示で同伴者1名まで無料で乗車出来るトロリーバスのピンクラインで近くまで行こうと思っていたのですが、待っても待ってもトロリーが来ない・・

仕方なくUberを利用したのですが、大体$10ほどでした。

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コンベンションセンターに到着すると、案内に従って会場入り。

中はとても広い空間で、ゼッケン番号毎の受付が設置されていました。

以前ホノルルマラソン日本事務局からメールで届いたそれぞれのナンバーをお伝えすると、すぐに受付して貰えました。
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そして受け取ったのがこちら。

ハパルアのロゴが入ったバックとゼッケンです。
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ちなみに私が立っていた場所の後ろにある布ですが、参加者全員の名前がプリントされているそう。

男女別にはなっているものの、パッと見アルファベット順でもゼッケン番号順でもなさそうなので、自分の名前を見つけるのは諦めました^^;
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ゼッケンの他にロゴのステッカー、記念Tシャツ、ゼッケンを洋服につけるための安全ピン✕4つが入っています。

Tシャツは各大会毎にカラーやデザインが変わるみたい。今年は薄いブルーでした♪

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JAL便を利用してハワイに到着したマラソン参加者は、このJALテント受付での手続きもお忘れなく!

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ここで手続きして貰うと、ゼッケンにJALのマークのシールを貼って頂けて、ゴール後にJALテントを利用することが出来ます。

もちろん無料です。

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受付カウンター以外もこのようにEXPOのような雰囲気で賑わっています。
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ラソン関連グッズや、ハパルアマラソンの限定グッズをその場で購入出来ます。
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こんなフォトブースもあったので記念に☆
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いよいよ本番!

ついにマラソン当日です。

スタート6時、集合5:30と朝早いので、前日は22時に就寝しましたが緊張して熟睡は出来なかった・・><

4時に起床し、前日ABCストアで購入しておいたバナナやスパムむすびを食べました。

夫はバナナと日本から持ってきたウィダーイン。

念入りにストレッチして日焼け止めを塗りました。

 

ちなみにこの時宿泊していたのはワイキキビーチマリオットホテルで、スタートとゴールに近いホテルなので選びました。

起床してすぐにラナイ(ベランダ)に出てスタート付近を確認すると、まだ真っ暗ながら参加者と思われる方々がチラホラ集まってきていました。

5時ごろになるとまるでお祭りさながらに音楽やアナウンスが流れ始め、人の数もぐっと増えました。

 

私たちは5:15頃部屋を出て、スタート付近へ向かいました。(と言っても数分の距離です)

この時はまだ真っ暗です。

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スタート位置は、エントリー時に自己申告していた予想タイムによって色分けされています。

タイムが早い人ほどスタートラインであるデュークカハナモク像に近い位置です。

ラソンガチ勢ほど早くスタートし、ゆっくり歩くよーという人ほど遅いスタートということです。

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このスタート位置のカラーとゼッケンのカラーはリンクしています。

私は1番後ろの黄色。写真は一つ前の紫ゾーンで撮ったものですが(笑)

色分けされているといっても実際はこのように厳密な雰囲気は全くなく、ガチ勢に迷惑かけない程度なら各々自由にやっていました。

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いよいよスタートの6時に近づくと、だいぶ空が明るくなり、ランナーで溢れかえってきました。

ちなみにスタート位置は色分けされていますが、ゼッケン裏にICチップが仕込まれており、スタートラインを越えた瞬間からそれぞれタイムの計測が始まるので、スタート位置に有利不利はないのでご安心を。
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前の方から徐々にスタートしていくと、それに応じて後ろのエリアも徐々に前へと歩いていきます。

そして6:10頃、私たちもついにスタートしました!
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コースの全貌はこちら。

ワイキキビーチのデュークカハナモク像から西に向かってスタートし、アラモアナ、パールハーバーを経てダウンタウンで折り返し、再度ワイキキに戻ってからダイアモンドヘッドを一周し、カピオラニ公園でゴールです。

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夜明けのワイキキを走るのは当然初めての経験!とっても爽快でした!

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スタート直後はランナーでだいぶ混雑していましたが、少しずつまばらになり、人口密度は大体いつもこれくらいか、もう少し少ないくらい。

走った距離に応じて、「3Km」とか「3Mile」の表記が立っていました。

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コース内に数箇所あるエイドステーションです。

赤いTシャツを着たボランティアスタッフの方々がお水とゲータレードを手渡してくれます。

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HPでは、コロナの影響もあり基本セルフになること、水を汲むコップやボトルは自身で用意して来てくださいと案内がありましたが、実際はこのような紙コップで提供頂き、本当に有難い限りでした!
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ウォールアートで有名なカカアコも通りました。

2019年に訪れた時は確かタクシーを利用した気がするのですが、身体一つで走って来れることになんだか感動〜
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途中3箇所くらいにDJブースがあり、ランナーを盛り上げてくれます。

ランナーの中にはスピーカーから大きく音楽を流して走ってる方もいらっしゃり、そんなお祭りのような雰囲気がおもしろかったです。
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折り返してアラモアナの辺りです。
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ちなみにコース内では何箇所か仮設トイレが設置されています。

1つの場所に結構な数があるのですが、どこも長蛇の列でした。

使用していないので清潔度やトイレットペーパーの有無はわからないのですが、これだけ混んでいるのを見ると、よっぽど我慢出来ない時にだけ行くのがいいかなと思います。

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ワイキキに戻ってくると突然のスコール!!

スマホを取り出せないレベルの激しい雨でした。数分で止んだものの、ダイアモンドヘッド入り口でも再びスコール。

そして撮影するのをすっかり忘れてしまったのですが、ダイアモンドヘッド入り口あたりでエナジージェルの配布がありました。

この「エナジージェル」という表現、公式サイトの案内にそう書かれていたのですがなんとなくウィダーのようなものを想像していました。

ですが実際はテイクアウト用のケチャップやマスタードのような形状。

封をちぎって口に含むと、びっくり!!!はちみつ!!!(笑)

多分はちみつそのものではなく、スポーツドリンクのような要素が混ぜられているような味でしたが、とにかく激甘でドロっとベタっとしています。

でも夫は2袋食べてました(笑)

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ダイアモンドでは空もどんより、気温も低く、ゆるーくながーく続く山道に心が折れかけました。

永遠に上り坂なんじゃないかとさえ思いました。
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しばらくすると雨は止み、雨雲が晴れてきて明るくなって来ました。

この頃からついに下り坂に!

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下り坂やったあと思ったら再度上り坂が始まったりとなかなかのアップダウン。

気持ちもげんなり・・^^

もうこの時は右足左足を交互に出すことだけを考え、前を走る夫の背中だけ見つめていたような気がします。

そしてふと気がつくと雨なんて無かったかのようなとんでもない快晴に。

ぐんぐん気温もあがり、日差しはサンサンでした。
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ダイアモンドヘッドを走り切り、残すはこの直線のみに。
距離にして1kmもないので精神的なことだと思いますが、この直線がびっくりするくらい長くて長くて、一生ゴール出来ないんじゃないかって思ったこともありました。
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ついにゴールです!

ゴール付近ではたくさんのギャラリーが声援を送って下さり、最後の力を振り絞ることが出来ました。

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ゴールのゲートをくぐって少し歩くと、スタッフの方から完走の記念メダルを頂きました。

こんなこと人生で初めてだったので、めちゃくちゃ嬉しかった♡
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ゴール横のカピオラニ公園ではフェスさながらのエンターテイメントで大賑わい。
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訳もわからずとりあえずランナーの列に並ぶと、軽食とドリンクを無料で貰えました。
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マラサダ、バナナ、チョコレートのお菓子、マカデミアナッツ、そしてパイナップルジュースとココナッツウォーターを頂きました。
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JALテントにも行ってみました。

ゴール地点から結構奥にあったので、人も少なく落ち着いた雰囲気でした。
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ミネラルウォーターのペットボトル、缶のコカコーラ、缶のウーロン茶、好きなものを選べます。

キンキンに冷えていて、走った後の身体に染み渡りました☆

というのもコース内での水分補給は全て常温より少し冷たいレベル。

8:30頃からはスコールもすっかり止み、気温急上昇でかなり暑さを感じていたので、この冷たさは最高に美味しかったです。
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軽食もあります。

マラサダ、クッキー(1人1枚)、バナナ、フレッシュオレンジでした。
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ベンチが設置され、座れるのも嬉しかったです。

走り疲れて足はもうくたくただったので。

テントの更に奥にはJALテント専用の仮設トイレもありました。
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座って冷たいドリンクを飲み、美味しいマラサダを食べたらようやく生きた心地がしてきました。

ここで思い出してadidasのランニングアプリを開くと、ホノルルを走った跡がしっかりと刻まれていました。

ゴール直後に止め忘れたので、距離と時間はすこし長いですが…

約3時間、21km走って1,000カロリー以上消費したことにも驚きです。

ランニング、痩せる理由がわかります。

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少し休憩した後は、頂いた軽食とドリンクを持ってホテルまで帰りました。

足はフラフラだったので、カピオラニ公園近くのホテルを選んでやはり大正解でした。

汗だけでなくスコールでずぶ濡れ砂まみれになっていたので、シャワーを浴びてゆっくり湯船に浸かり、程よい疲労感とともにベッドでうとうとしたのが最高に気持ちよかった♪

ホテルのラナイからメダルを撮影☆
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ちなみに大会当日は、完走メダルやゼッケンの提示で特典が受けられるお店が複数あります。

飲食店でワンドリンクサービスや、マッサージ店の割引などなど。

この影響かどうかわかりませんが、ワイキキは記念Tシャツを着ていらっしゃる方をたくさんお見かけしました。(勝手に親近感湧きます)
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そして大会終了から数日経ち、公式HPを覗いてみると今年の大会概要が発表されていました。

エントリー総数は7,875名、内日本人は547名だったそう。

そしてサイト内で検索すると自分の順位も判明しました。

夫が3,583位、私は3,584位でした☆

初めてのマラソンで半分より上位とわかりもう大満足!!

そしてこうして数字を見ると、もう少し頑張れたんじゃないか、もっと上位にいけたんじゃないか、とマラソン沼に片足突っ込んでしまったかのような貪欲な気持ちが湧き上がってくるものですね。

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順位が判明しただけでなく、このような証明書もダウンロード出来ました。

名前とタイムが記載されています。

また、オフィシャルフォトグラファーによる写真もアップされ、購入も出来るようです。
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以上です!!

準備期間含めて約1ヶ月、早かったようで長かったような、とてつもなく充実し貴重な経験が出来ました。

ハパルアハーフマラソンは、フルは心配な方でも始めやすく、足切りもないので自分のペースで楽しめます。

早朝のスタートで昼前には終わるので、午後は海やプール、ショッピングやグルメなど、短い滞在であってもその日1日をマックスで楽しめるのも魅力。

そしてなにより、オアフ島の見どころをぎゅっと詰め込んだようなコース、絶好のロケーションでハワイの風を感じながら走るのは本当に気持ちが良かったですよ。

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一生忘れられない経験が出来ました♡

最後までご覧頂き、ありがとうございました☆