ふたり旅びより

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𝐿𝑖𝑓𝑒 𝑖𝑠 𝑗𝑜𝑢𝑟𝑛𝑒𝑦 旅とお酒と音楽があれば

話題の"おこもり湯治プラン"一の湯で贅沢ひとり旅

こんにちは、ふたり旅びよりの𝕄𝕒𝕤𝕒𝕞𝕚です。

「ふたり旅」と銘打っておきながら、今回はひとり旅のお話です。笑

箱根にある温泉旅館を満喫して来ました。

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なんでまたひとり旅?って疑問かと思いますが、実はこんな記事を見つけたから。

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す、すごい。
露天風呂付客室が5千円以下で泊まれちゃうなんて、普通じゃない。
それなりに長く勤めた会社をちょうど退職したこともあって平日でも動けるし、ご褒美ってほどじゃないけど、頑張ってきた自分を労ってあげたかった。
それが今回の旅のきっかけ。

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一の湯さんは箱根に10施設もある一大グループ。
この「おこもり湯治プラン」は【ススキの原】や【品の木】の施設で実施中です。
私はススキの原の別館に宿泊しました。

❥ススキの原 一の湯
〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-77
0460-86-3331
https://www.ichinoyu.co.jp/susuki/

本館も別館も、全て露天風呂付客室です。お部屋の広さも殆ど変わりませんが、別館は2019年8月にオープンということで新しさに惹かれました。

❥アクセス
台ヶ岳バス停下車徒歩1分
車では東京から2時間弱、駐車場無料

決行の決め手になったのは、アクセスの良さでした。車なし、ペーパードライバーの私は、公共交通機関のみで移動する必要があります。
調べてみたら新宿や池尻大橋から直通の高速バスが出ており、旅館から徒歩1分のバス停で降りられるとのこと‼︎
この手軽さが良いですよね。

実際に乗車したバスがこちらです。

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小田急観光高速バス
https://www.odakyu-hakonehighway.co.jp/route/index.html
新宿から台ヶ岳まで約2時間
片道¥1,840(前日までの予約で¥1,800) 

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車内はそこそこ新しく、足元も広くて快適でした。
利用しませんでしたが、後方にトイレもあります。

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座席窓側にUSB、またはプラグ式のコンセントもありました。Wi-Fiは見渡した限り案内がありませんでした。

今回私は往復共に予約しました。予約完了と共にメールが届き、記載のURLをクリックすると乗車券代わりのQRコードが表示されるので、乗車時にピピっと読み込んで貰えばそれでおしまい。楽ちんでした。
もちろん予約無しもOKで、その場合は運転手さんに行き先を告げ料金を払います。
平日ということもあり、席はガラガラだったので予約無しでも乗れそうです。
ちなみに1時間に1本ペースで運行しているので、万が一乗れなくても次を待ちましょう。   

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ぐねぐねと箱根の山道を登った先に台ヶ岳のバス停がありました。
都内を出発して約2時間、遂に到着です。

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旅館から徒歩2分のこのバス停の正面にはファミリーマートがあるので、宿泊客にはとても便利です。
私も夕方、ジュースやポテチを調達しました。
コンビニが近くにあるのはポイント高いですよね。素泊まりでしたが全く問題ありませんでした。

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バスの進行方向に約1分ほど歩きます。
のどかで、最高のロケーション。   

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まずはフロントのある本館へ。
リーズナブルだとはとても思えない、高級感のある佇まいです。

フロントは天井が高く、窮屈さがまるでありません。浴衣やコットン、剃刀などのアメニティはこちらでピックアップするようになっています。

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ちょっとしたロビースペースにソファや電子レンジがありました。            f:id:futaritabibiyori:20210215101857j:image

チェックインカウンターの正面が大浴場入り口になっています。              f:id:futaritabibiyori:20210215101850j:image

お風呂入りに行く時に、フロントの方やチェックイン待ちの他のお客さんに会うの気まずいなあ…と思っていましたが、ちゃんと大浴場用の扉が横にありましたので安心して下さい。       f:id:futaritabibiyori:20210215101839j:image

せっかくなのでまずは大浴場に入ります。

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暖簾をくぐると中の混雑状況が分かるシステムが設置されていました。
これは便利で安心‼︎

温泉から出る頃、ちょうど私1人になったので、何枚か撮影させて頂きました。

脱衣所も広々していて綺麗です。
また、蜜を避ける為にロッカーを間引いていました。
洗面台にドライヤーがいくつかありましたが、化粧水や乳液の類は無かったと思います(曖昧でごめんなさい)                f:id:futaritabibiyori:20210215101912j:image

内風呂です。
天井が高くて開放的‼︎そこまで広くないものの、清潔でとても落ち着く空間です。        f:id:futaritabibiyori:20210215101835j:image

洗い場は左右に4.5箇所ずつありました。蜜を避ける為にひとつ飛ばしになっています。
シャンプー、リンス、ボディソープはありますが、洗顔やクレンジングはありませんのでお気を付けください。               f:id:futaritabibiyori:20210215101846j:image

露天風呂です。
見事な濁り湯でした。少し入っただけで、お肌がツルツルもちもちに。さいこーです。


この大浴場、時間帯で男女が入れ替わるそうです。
だからクレンジングや化粧水等がないのかな?

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続きまして、お待ちかねの客室をご紹介します。
予約した別館は、フロントのある本館から30秒ほどの場所にあります。

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エレベーターで2階に上がり、廊下を奥まで歩きます。ドキドキわくわくが最高潮です。   f:id:futaritabibiyori:20210215103457j:image

お部屋の扉を開けてびっくり‼︎想像以上に広いです。新しくて清潔だし、落ち着いた色合いがとてもおしゃれです。            f:id:futaritabibiyori:20210215103450j:image

玄関ドア側からの写真はこちら。↓
奥に見えるのが大本命の露天風呂です。

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まずはベッド。マットレスタイプなのでお子さん連れや、ご年配の方でも安心ですね。
ふかふかでとても寝心地良かったです。広さも十分でした。               f:id:futaritabibiyori:20210215103738j:image

こちらはベッド側からの写真。右側に見切れてしまってますが、寝ながらテレビもちゃんと観れます。f:id:futaritabibiyori:20210215103758j:image

湯沸かし器、金庫、電子虫除け、冷蔵庫があります。f:id:futaritabibiyori:20210215103747j:image

冷蔵庫は空ですが、十分な大きさなので、買ったジュースや夕飯代わりのお弁当も楽々入りました。f:id:futaritabibiyori:20210215103728j:image

バスタオル、小さいタオル、浴衣の帯、ドライヤー、歯ブラシはこちらにあります。
パジャマはないので、必要な方は持参して下さい。
ちなみに大浴場に行く際はお部屋のタオルを忘れずに持って行って下さいね‼︎
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ソファの横は荷物が置ける収納スペースになっていて便利でした。
上の棚には1名分のお布団一式があります。
ソファをベッド代わりにして、3名でも余裕で宿泊可能です。
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ソファの正面にはテーブルとテレビがあります。
お茶菓子とお茶が用意されていました。
この配置、永久にソファでゴロゴロしながらテレビ観れちゃうやつです笑
ちなみにテレビの正面、ソファのある壁にコンセントがありました。
スマホの充電も無限に出来るので、本当にどこまでも人をダメにする客室です笑
あ、そうそう、もちろんfree Wi-Fi完備です。
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奥のドアを開けると洗面所があります。洗顔フォームはこちらにありました。
コンセントの位置もドライヤーを使いやすい場所です。

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更にドアを開けるとトイレです。
新しくて非常に綺麗です。これなら女性のひとり旅も俄然OKですよね。

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洗面所から洗い場に出れます。こじんまりとしていながら、ちゃんとシャワーがあるので大変便利です。
水圧も申し分なし。
小さなこだわりなんですが、シャワーを出すノブが数十秒で戻ってしまうタイプじゃないのが良かったです。
そのタイプだと髪の毛流している時にシャワー出なくなっちゃうので困るんですよね。笑

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こちらにも、大浴場と同じくシャンプー、リンス、ボディソープがありました。
よく見るとこのシャンプー・リンス、一の湯ブランドのようです!
なかなかの洗い上がりでした。
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お待たせしました、露天風呂です。
写真で見るよりずっと広々しています。2人くらいは余裕で入れると思いました。
正面の引き戸式窓は開閉可能です。風に吹かれながらの温泉は心地よかったです。

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露天風呂と客室は窓1枚で繋がっています。
これはお子さん連れは助かりますよね。お子さんだけでの入浴でも、お部屋から大人が見ててあげられるので安心です。

露天風呂と客室は窓1枚で繋がっています。
これはお子さん連れには本当助かりますよね。お子さんだけでの入浴も、ちゃんとお部屋から大人が見てあげられるので安心。
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夜はこの通り真っ暗になりますが、露天風呂にも電気が付いているので、深夜でも怖い思いせず入浴出来ます。
私は多分、通算7回は入りました。笑
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❥今回宿泊したお部屋タイプと旅費
おこもり湯治プラン(素泊まり):¥4,900円
別館、湿原側露天風呂付和洋室32平米
チェックイン15時/アウト10時
交通費:¥3,600円
食費:¥700円くらい


たったこれだけの予算で、都内の喧騒から離れて自分時間を満喫してきました。
予想していた以上に何度も露天風呂に入り、究極の癒しを体験出来ました。
実は色々勉強しようと、本2冊にiPadを持って行ったのですが、あまりにも居心地良い空間に、殆どダラダラ過ごしてしまったのが反省点。。笑
でもそんな「何もしない贅沢」がここにはありました。


最後に嬉しいお知らせです。
このおこもり湯治プラン、非常に好評とのことでラインナップが拡充されました‼︎
なんと塔ノ沢の本館・新館では最安値¥3,900円でご宿泊出来るそうです。
https://www.ichinoyu.co.jp/detail.php?dp=20210201154042
宿泊対象期間:〜3月7日まで


まだ明るいうちから誰にも気にせず、露天風呂に入りながらのビールは極上でしたよ♪

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